僕は今ほとんど肉食をしません。魚や貝などの魚介類も食べる量はかなり減ってきました。
その理由はというと宗教や思想の影響という志があってではなく、また環境運動に積極的に関わっているという理由でもありません。

僕にはこどもの頃から、肉食を制限しなければいけない理由がありました。離乳食をはじめたころから、卵と鶏肉のアレルギーだったんです。
そのせいで、卵と鶏肉はもちろん食べられませんから、他の食べ物をタンパク源にしなければなりません。牛や豚を食べれば問題ないじゃないかと思われるかもしれません。確かに基本的には牛肉、豚肉を食べても問題は無いということでしたが、僕の場合100%の保証はできないらしく、特に脂身は良くないと母はお医者さんから言われたそうです。

そのため、僕は小さな頃から白身魚を中心にした魚介類や豆腐、豆などをたくさん食べてタンパク源にしてきました。もちろん、おかずは野菜の分量が多く、母は僕が菜食に飽きないように色々工夫をして料理してくれていました。
今よりも自然食や菜食に関する情報源も食材もはるかに少ない時代だったろうと思います。とくに親元からいったん離れて自分で料理をしなければならなくなると、母の苦労とありがたさが身に沁みて分かりました。

成長するにつれて卵アレルギーはずいぶん良くなったとお医者さんも言ってくれましたが、完治とまではいかず、鶏肉のアレルギーは変わらず残っています。
子供の頃から脂分の少ない部分の牛肉や豚肉をたまに食べることはありましたし、自炊をはじめてからは、アレルギーが良くなっているという意識もあっていくらか肉を食べる量が増えていました。
しかし、自炊をはじめてからは、なんだか体が重いようで風邪にもかかりやすくなっていました。

そんな時、久しぶりに実家に帰って食べたのが母親の手料理でした。僕の好物ばかりを作ったと言ってテーブルに並べられているものは、みんな母が自分で考えた野菜が中心の自然食ばかりでした。
3日ほど実家で暮らすと、なんだか体の調子が良くなった気がしました。
そして何より母の料理はおいしかった。舌はもちろん、体にもおいしい料理だと食べながら実感したんです。
僕が菜食に強い関心を抱いたのはその時です。ちょこちょこ調べていくうちに、ベジタリアンの環境問題への主張も一理あるなと思いました。
だけど最大の理由は、菜食が僕の体に合っている、健康にしてくれるという実感でした。あらためてその事に気づかせてくれた母には感謝してもしきれるものじゃないなと思っています。

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